kokoro 日本の心

単なる雑記です。

奥歯に入れたインプラントが長年調子が良い話

こんにちは

日本に帰って来た早々に奥歯の詰め物が取れて、その後2週間の

検疫生活、そしてゴールデンウィークと歯医者に行けなかったが、

昨日、やっと近所のなじみの歯医者に行って詰め物を入れてもらった。

 

過去、奥歯にインプラントを入れた際に長期間通っていたのでカルテも

保存されており、話が早い。

 

このインプラントは10年くらい前に入れたのだが、非常に調子がいい。

 

左の奥歯だが、入れる前は虫歯を治療した後にも関わらず肉料理など痛くて

噛めなかった。

 

歯と歯茎が弱っていたのかも知れないが、その際に今の歯医者にインプラント

を勧められたのがきっかけ、ただ1本入れるコストは30万円くらいかかる。

保険もかからない。

 

「かなりお金かかるな~、どうしよ」と迷ったが、歯の痛みには耐えられず

思い切って入れてみたのだが、正解だった。

 

インプラントを入れた後、まるで元から自分の歯だったように違和感はない。

インプラントは下記の図のようにあごの骨に人工のネジのようなものを

埋め込み、その上に人工の歯をつける。

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インプラント図解

手術して実際に使えるまで少し時間がかかる。

 

インプラントをあごの骨に埋め込んだ後に、骨とインプラントがなじむまで

少し待たなければならないのだ。

 

歯医者によると、埋め込んだインプラントの周りの骨が、時間の経過と共に

なじんできてインプラントをしっかり支えて、自分の肉体の一部のように

固定されるのだそうだ。

 

通常3カ月くらい。 人間の体はすごく良く出来ているのだ。

 

しかし私の場合、一回入れた後、そのなじみの歯医者が「ん~、ちょっと

失敗しました、もう一回やり直しましょう。お金は要りませんから」

さらっと言われ、やり直したため、合計で6カ月もかかってしまった。

 

10年前の話なので、何の失敗だったか詳しく忘れてしまったが、

インプラントを埋め込む際に少し傾いてしまったのが原因だったような

気がする。

 

この点、私はあまり深く気にすることもなく、何事にもお気楽な性格なので、

「お金かからんのだったら、まあええか、しゃーないな」と了解した。

というか、そう言われれば了解せざるを得ない、このまま放置も出来ないし。

 

 しかし入れた後は快調である。6カ月待った甲斐があった。

 

どっちの歯にインプラントを入れたかもずっと忘れてしまっていたほどだ。

 

昨日、歯医者に行った際に、左の奥歯を指して歯医者が、

インプラント使いこんでますね~。違和感ないでしょ。上部構造の人工の歯も

少しすり減って来ていますよ、でもこのまま行きましょう」と、まるで俺の

手術はどうだすごいだろうと、自画自賛のように述べていた。

 

一回失敗したのは既に忘れているようである。

 

こっちはいつまでも覚えているが。

 

できれば虫歯になっているすべての歯をインプラントに変えたいくらいだが

かなり高額なのと時間もかかるので無理。

 

しかし、どうしても歯が痛くて治療しても噛めないだとか、あとあと使い

勝手の悪い入れ歯にするのであればインプラントは絶対お勧めである。

 

ではきょうはこのへんで。