づぼらや閉店 新世界に衝撃
有名なてっちりの「づぼらや」が閉店するそうである。
そもそも大阪人なら誰でも「づぼらや」のテレビ宣伝は知っている。
「し~んせかいのづぼらやで~」というあれだ。
難波蓬莱の551のシュウマイのCMと京橋のグランシャトーのCMと同じくらい知名度が高い。
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子どものころはテレビ宣伝で「づぼらや」の名前だけは知っていたが、何の店かわからずにこのCMの歌を歌っていたりした。
そもそも新世界は危険な街だったので昭和3~40年代にはちょっと近寄り難い雰囲気もあったし。
大人になって、ちょっと行ってみようと思って家族で初めて行ったが庶民的な価格で、てっちりを出してくれる店だった。
さて、何で「づぼらや」って言う名前やねん。
これたぶん大阪人でも知らん人間が多いと思う。
お店によるとお客さんに「づぼら」をしてくださいと言う意味で名付けたそうだ。
づぼらとは大阪弁で「なまけた、だらしない、不精な」という意味で、「あいつ、づぼらなやっちゃな、信用でけへんな~」というように使う。
書き方は「ずぼら」ではなく「づぼら」が正しい。
「づぼらや」は大正9年創業以来、正月以外364日、毎日美味しいフグを用意してきたとのことで、いつも忙しい大阪のお客さんに、たまにはのんびりしてくださいという意味で命名したそうである。
知らんかった~。泣ける話やんか。
でも閉店とは。。。。
一回だけしか食べに行ったことなかったからな~、ごめんな。